医療法人社団 かもめ

 2021年11月にもりや脳神経クリニックが開院しておよそ3年半が経過しました。稲城市や川崎市麻生区はもちろん西は八王子市、東は調布市や川崎市多摩区など広い範囲から患者さんがお越しいただきます。当院に信頼を寄せていただくことに、非常にうれしく思うとともにその責任を強く感じます。
 当院では、クリニックでの診療を柱に介護福祉事業の展開を始めました。昨年4月よりスタートした訪問リハビリテーションもその一つです。この先、皆さんに興味を持っていただけるような事業を展開していきたいと考えております。
 そこで、もりや脳神経クリニックの次なる展開の礎として、2025年3月に医療法人社団 かもめを開設いたしました。かもめとなった理由ですが・・・、当院にご来院いただいた方はお分かりいただけると思いますが、もりやのもり(森)から当院のイメージカラーを緑にしております。ユニフォームも緑、看板なども緑です。海と空を自由に往来し、森にはない新しい領域で活躍してゆく象徴として医療法人社団 かもめといたしました。
 当院での診療は今までと同様に行いますのでご心配なく。今後も医療法人社団 かもめ もりや脳神経クリニックをよろしくお願いいたします。

 ところで、最近診察の時に「トレイルランをやっているんですね」って患者さんから言われることがちょこちょこあります。ブログを見ていただいて嬉しい気持ちと、最近サボって更新していない自分に残念な思いが交錯し複雑です。これには多少ワケがありまして・・・、うちには3人の子供がおります。一番上のお姉さんが大学受験でした。無事に大学進学してくれたのですが、その間、気もそぞろで何にも手につかず、走ることもサボってしまいました。(今年の冬寒かったこともあるのですが)結果、ブログの更新をさぼり、4kgほどっ太ってしまいました。3月になり、再び走り始めましたが体が重くて重くて前に進みません。昨年は3月の時点で100kmのトレイルランニングの大会に出ていたのですが、今年はやばい感じがします。昨年UTMBという大会に出場して目標がなくなったことも影響しています。それでも僕はマグロと同じで動き続けないといけない理由があるのです。僕は食べるのが大好きな生粋の糖尿病家系なんです!
 ということで、今年の初レース愛媛県の宇和島で開催された鬼ヶ城ピークストレイル 50kmの部に出っ張ったお腹を揺らしながら参加してきました。今回も変わらず弟さんが僕の子守りで一緒に参加してくれました。スタート時は小雨、元の予報では大雨だったので今日はラッキーな予感がします。これから晴れるし、いつものいい行いが報われた感じです。ただ、体は重いです。いつもリュックに背負う荷物をなるべく少なくして軽量化するのですが、そもそも腹の肉を落とせばいいのにっていつも自分にツッコミをいれます。体が重いと登れないし、下りは足に負担がかかるしで全くいいことありません。10km過ぎでしょうか、急に雨が強くなってきて猛烈な風が吹いてきました。稜線付近はひどいもんで横殴りの雨です。レインジャケットを羽織って進みますが、何人も走って荒れたトレイルがツルツルでグチャグチャになって行く手を阻みます。急斜面を這いつくばって登り、スケートの様に滑りながらの下りは木にしがみついてスピードを落とします。途中に低体温でエマージェンシーシートに包まれている人も・・・。こう書くと「何が面白いんですかね」って言われるんですが、やってる間は自分の行いの悪さを呪い、必死でちっとも楽しくありません。ただ、終わった時の達成感は格別です。やったった感ってやつです。予報通り、昼からは晴れ間が覗くようになりました。三本杭という頂上からは、愛媛の山々が綺麗に広がりなんとも素晴らしい景色でした。今の馬体重と今年の初戦であることを考えるとまぁこんなもんでしょって成績でしたが、無事に家に帰ることが一番ですね。
 次は5月に秋吉台の50km、当面の目標は6月の奥武蔵ロングトレイルという100kmのレースでしょうか。暑くてきついレースだそうなので、もっと痩せないといけないですね。