奥三河パワートレイル

先日、奥三河パワートレイルに参加してきました。2019年に初参加してから2020年、2021年とコロナで中止となった大会で、東海道新幹線の掛川の北にある愛知県の茶臼山から鳳来寺までのおよそ70kmを走るレースです。レースとは言っても上位を狙う実力があるわけではなく、あくまで自己満足と完走をを目指すレースになります。

まずは、朝6時に標高1415mの茶臼山のスキー場をスタートします。スキー場には雪が残っており寒さを感じる朝でした。スタートして、アップダウンを繰り返しつつ標高を徐々に下げ中間地点のエイドにたどり着きます。ここまでは暑さを感じながらもまだ元気だったのですが・・・。このレースはここからがキツくなります。標高200〜300mを登っては降り、岩古谷山・鞍掛山を越えた頃には体力をかなり消耗していました。次のエイドの日陰で20分ほど休憩し、水分補給と栄養補給を行います。かなり脱水になっており、体に水分がいき渡るのを感じます。ただの水が非常に美味しく感じます。暑さのせいか、練習不足か、太っているせいか・・・いずれもあるのでしょうが今回はやたら辛い。その後棚山高原を抜け鳳来寺山に至るころには完全に日が暮れてしまいました。前回は日暮れ前にゴールできたのに・・・。精根尽き果てて辿り着いた鳳来寺では最後に石段1400段あまりを下る荒業が待っていました。完全に足を使い果たしてレース終了。タイムはおよそ13時間。累積標高は3588mで富士山とほぼ同じくらいの高さを登りました。

読んでいただいた方には、何が面白いんだろうって思われると思います。正直レース後半は足は攣るし低血糖にはなるしで非常にタフなレースでした。ただ、山の景色は素晴らしいですし、沿道の応援も励みになります。何よりゴールした後の達成感は何にもかえ難いものがあります。そしていつもレースの後に思うのですが、次のレースまでには絶対痩せよってね。次も頑張りま〜す。